新型コロナウイルスワクチンを接種した後にアルコールを飲んでも良いか

過度の飲酒は免疫システムを抑制し、新型コロナウイルスワクチンが提供できる防御レベルを低下させる可能性があります。

British Journal of Nutritionに掲載された記事によると、アルコールがBおよびTリンパ球、ナチュラルキラー細胞、単球/マクロファージなどの主要な免疫系細胞の白血球の動きと機能を損ない、免疫系の能力を変化させる可能性があると説明しています。

サイトカインのような重要な化学物質の生成を促進する可能性があります。 過度の飲酒は、新型コロナウイルスのような感染症にかかりやすくなる可能性があります。

過度の飲酒とは何ですか?
米国疾病対策センター(CDC)によると、アルコール血中濃度、0.08ml/100mlです

具体的には、2~3時間の間に、女性の場合は4杯以上、男性の場合は5杯以上になります。

日本で換算すると、清酒3~5合、ビール大ビン2~3本または、ウイスキー5杯程度です。

適度な飲酒とは

女性の場合は1日1杯(500ml)、男性の場合は1日2杯(1リットル)までだと言われています。

上記は、体が大きくアルコール分解酵素の量も多いなアメリカ人の基準ですので、日本人には別の目安が必要と思われます。

日本人には、清酒1合(アルコール値 15%x180ml=2700),ビール中瓶1本(アルコール値 5%x500ml=2500)、ウイスキー1杯(アルコール値 40%x60ml=2400)程度ではないでしょうか。